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令和4年度 身体障害者部会④

 令和4年12月14日(水)15:30~16:30 安佐南区総合福祉センターで講演会を開催しました。

 参加者は17名でした。今回、新しくご加入された部会員の自己紹介がありました。

 議題1 服薬支援のツール紹介

 議題2 各事業所から情報提供およびお知らせ等

 議題3 その他(年間日程等)


 議題1については、部会員から、自社製品の「お薬ボックス」(「分包薬の服薬支援装置」として令和3年8月に特許取得済)、「対話型ロボット」のご紹介がありました。当日はご紹介をする方がリモート参加となり、会場にいる部会員に対して資料に沿って、会場にある現物の「お薬ボックス」の試作品の説明をされました。

 この2つの装置を連動して、服薬状況の確認がデータとして残り、服薬忘れを防止するシステムとの事でした。また、今後の展開(IT活用)についても伺うことができました。また、簡単な操作であり、障害のある方だけではなく、高齢の方にも幅広く使用できるというご説明がありました。

 会場にいる部会員から具体的な活用方法や費用面等の質問があり、これを受けて今後改良する余地があるものについては、社内に持ち帰って課題を見直されるとの事でした。

 障がいや病気のある方の問題に着目して、企業の方が一生懸命に向きあい、開発される姿に感銘を受けました。

 また、企業の方が自立支援協議会にご参加され、地域の声を聴いていただける機会をもつことで、地域側にとっても普段の課題を伝える良い機会になったのではないかと思います。  

 双方にとってメリットがあるということが、今回のことを通して感じることができ、お互いにとって有意義な時間を過ごすことができました。

 将来的には、改良された「お薬ボックス」と「対話型ロボット」の両方の商品を部会の会場に直接持ち込んで お披露目される予定です。


 議題2については、安佐南区社会福祉協議会より、「ボランティアウィーク」の紹介がありました。社会福祉協議会では、ボランティア体制の整備について尽力されていることがわかりました。また、広島市リハビリテーション病院の自立訓練施設のリモート見学会のご紹介がありました。


 議題3については、今後の部会で取り上げたい内容について確認をしました。

 ・国連の障害者差別解消法の勧告から、前回も部会で挙がった「インクルーシブ教育」について

 ・施設見学(広島市視覚障害者情報センター) 等


 障がいのある方が暮らしやすくなるような環境に少しずつでも近づけていけるように、身体障害者部会として地域の様々な方と共に考えていけたらと思います。


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