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令和2年度 相談・運営部会⑤

 令和3年2月9日(火)13:30~15:00 新型コロナウィルス感染防止のため対面会議は行わず,相談運営部会としては初めてとなるオンライン会議を開催いたしました。  いつもの通り,各地域部会に参加している相談支援事業所から進捗状況の報告を行いました(身体障害者部会,知的障害者部会,児童発達支援事業所連絡会,こども部会)。今月開催予定の就労系事業所連絡会がリモート会議を開始すれば,全ての安佐南区地域部会・事業所連絡会(※精神障害者部会は只今運営中止)において,オンライン会議への移行が完了されます。  

 議題として,「広島市相談支援体制構築のための取組報告」を事務局(リガーレ)から行いました。

 広島市自立支援協議会の相談支援に関する専門部会からの提言内容について,部会内で共有しています。

 まず一つ目に相談支援専門員の担当件数の問題があります。国の目標値,全国平均を鑑みて,広島市の現状報告を前回の部会の中で行ったところです。  相談支援専門員の業務の質を保ちつつ,実現可能な担当件数の目標値について,令和3年度からの広島市障害児福祉計画,広島市障害福祉計画に落とし込んで示せるようにしていく予定です(広島市の計画相談率が現在50%以下⇒70%に伸ばす目標。それにより1人の相談支援専門員が担当する利用者数平均を増加設定)。  二つ目に,相談支援体制の機能分化をしっかりと行うことについて,同じく相談支援に関する専門部会から提言していくことになります。障害者総合支援法に則り,「断らない相談支援体制」など,福祉サービス提供の拒否についての項目に関連して今後の地域全体ひいては各利用者にとって相談しやすくなるように広島市の相談支援事業所体制を強化していく考えです。

 

 続いて,「法テラスの業務説明」を弁護士さんから行っていただきました(身体障害者部会,知的障害者部会,児童発達支援事業所連絡会で既に実施済み。詳細については過去の各部会のニュースをご参照ください。)。  法テラスの相談については,相談支援事業所が関わることも多いと予想されますので,顔の見える関係ができたことで連携しやすくなったように思います。まだ勉強会を開催していない部会・連絡会には順次,弁護士さんからリモート会議の中で説明を行っていただく予定です。

 

 最後に,令和3年度の報酬改定について,現時点でわかる範囲での改定部分について事務局から説明しております。

 厚生労働省からの説明文書の文言で分かりにくい点について,相談支援事業所間で実務に照らして,正しく解釈をしていく方向です。  3年に1度の改定とあって,何度でも納得するまで臨時の会議を部会で随時開催していくことについて合意をとることができました。このように各種問題を取り上げて一つ一つ解決していく場として部会が機能されるように運営していきたいと思います。

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