令和5年度 精神障害者部会⑤ 研修会
令和5年11月29日(水)15:00~16:30 安佐南区総合福祉センター6階で
「『にも包括』における医療と関係機関の連携と役割~支援者に期待すること~」というテーマで研修会を開催しました。
精神科病院関係者、訪問看護、居宅介護事業所、行政(地域ささえあい課、障害福祉係等)、地域包括支援センター、福祉サービス事業所、地域定着支援センター、相談支援事業所等の多機関・多職種の方々が参加されました。参加者は58名でした。
精神障害者部会では「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム」(以下、「にも包括」)に取り組んでいます。
支援者の顔の見える関係づくりとネットワーク形成を目的に今年度で2回目の研修となります。
講師の中山純維氏(中山心療クリニック院長)より、医療中心から地域生活中心へと転換していった精神科の歴史を学びました。全国的に課題となっている精神科の社会的入院(受け皿があれば退院ができる長期入院)に対して、地域の中で包摂的に支えるために「地域共生社会」の実現として市町村が中心となり「地域包括ケアシステム」の構築を行うとのご説明がありました。また、精神障害者に限定せず幅広い方も対象にしながら地域づくりを行うことが大事であるというお話をされました。
続いて、参加者からの事前質問を基に事例や医療と地域との連携についてお話いただきました。
最後に、グループワークの時間を設けて意見交換を行いました。
今年度は部会の成果物として安佐南区版相談窓口のリーフレットが完成しました。
会場内で配布して地域の方への周知をお願いしています(リーフレットは当ホームページのトップ画面からダウンロード可能です)。
引き続き、地域でネットワークづくりに取り組んで行きたいと思います。
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