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令和5年度 相談・運営部会①

 令和5年4月11日(火)10:00~12:00 安佐南区総合福祉センター6階で開催しました。

 参加者は34名でした。


 議題1 各事業所の今年度体制について

 議題2 安佐南区地域部会の体制確認と相談・運営部会の取り組み

 議題3 今年度から来年度に向けての動向について現状報告

 議題4 各事業所から情報共有及びお知らせ等

 議題5 その他


 議題1については、新年度の各事業所の体制等をそれぞれお話していただきました。


 議題2については以下の通りです。

 ① 事務局から今年度の自立支援業議会安佐南区地域部会の方向性について「令和5年度 安佐南区地域部会」の資料を基に説明をしました。※当ホームページの「障害者自立支援協議会とは」をご参照下さい。

 障害者総合支援法の第1条を用いて「障害の有無にかかわらず国民が相互に人格と個性を尊重し安心して暮らすことのできる地域社会の実現に寄与することを目的とする」ことを確認しました。

また、障害者総合支援法の第89条の三(協議会の設置)では、自立支援協議会については「関係機関等が相互の連絡を図ることにより、地域における障害者等への支援体制に関する課題について情報共有をし、関係機関等の連携の緊密化を図るとともに、地域の実情に応じた体制の整備について協議を行うものとする。」ことを確認しました。

 これらを踏まえ、動向として「地域共生社会の実現」や「重層的支援体制整備事業」の実現を目指していることを確認し合いました。

 安佐南区では、更なる連携体制の構築として「相談支援包括化推進員」との連携(重層的支援体制整備事業)や、「安佐南区地域支え合いネットワーク」による地域連携を行っています。

 ② 障害者虐待防止推進について資料を基に事務局から説明をしました。

 令和4年度から義務化となっていますが、研修の実施、委員会の設置、運営規定に虐待防止責任者記載等が必要になることが挙げられます。

 ③ 今後、相談・運営部会では主任相談支援専門員による事例検討等のスーパービジョンを実施して「地域の人材育成」を行う予定です。

 

 議題3については、今後の動向について事務局から資料を用いて説明をしました。

 ① 基幹相談支援センターが全国で54%の設置率ですが、令和6年度から市町村での設置が努力義務となります。

   また、「相談支援体制構築の手引き」が厚生労働省から公表される予定となっています。

 ②「障害者総合支援法の障害部会報告書(概要)」の資料を用いて、令和6年度報酬改定に向けて各障害分野の論点等を確認しました。

 ③「自然災害発生時における業務継続計画」いわゆるBCP計画についての説明を行いました。各事業所で作成が必須となり実地指導の対象となります。安佐南区では「災害後の生活支援システム」が既に定着しており、基幹相談支援センターと地域の相談支援事業所や各事業所との間で「他施設との連携」の流れがあるため、これを踏まえてBCP計画を作成できるのではとの説明を行いました。見本となるたたき台を基幹相談支援センターが作成し部会内で共有することになりました。

 


 議題4については、2事業所から事案が挙がり課題を共有しました。


 今回は新年度ということもあって部会の方向性の確認からはじまり、現在の動向等の話題で盛だくさんでした。

 相談・支援部会では最新情報や課題を部会の皆さんと共有して、相談支援体制の充実に努めてまいりたいと思います。

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