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令和4年度 身体障害者部会⑤

 令和4年2月14日(火)15:30~17:00 安佐南区総合福祉センターで開催しました。

 参加者は12名でした。

 議題1 服薬支援のツール紹介(実践)

 議題2 各事業所から情報提供及びお知らせ等


 議題1については、前回の12月の部会で、部会員の企業の方から自社製品の「お薬ボックス わたるくん」(「分包薬の服薬支援装置」として令和3年8月に特許取得済)、「対話型ロボット」をリモートでご紹介がありました。

 今回は、会場のプロジェクター画面で仕組みを説明をされて、この2つの機械を実物をご持参され、使い方を実演されました。

 開発の経緯の説明では、既存の服薬カレンダーでは、飲み忘れや、服薬間違いが起きる可能性があり、これを解決するために制作されたとのことでした。

 「お薬ボックス わたるくん」は、約2週間分(1日4回、朝・昼・夕・就寝)の服薬を管理することができるとのことした。

 「対話型ロボット」は、「お薬ボックス わたるくん」と連想して、幅広い機能をもつアンドロイドを搭載しています。そのため、ロボットがユーザーに話しかけてくれる機能や、音声操作も可能な機能がついているため、視覚障害のある方や、忘れやすい方等、障害をおもちの方や高齢者にも寄り添ってくれる便利さがあることがわかりました。

 会場の部会員からも、質問があり、意見交換をすることができました。

 ・「対話型ロボット」がアンドロイド搭載のため、アプリを入れれば用途が無限大になる。

 ・データの記録が可能であるため、例えばグループホームで利用者ごとのバイタルをデータで管理できる。

 ・健康管理が簡易的になるメリットがあり、ほかの支援を充実させることができる。

 

 ITを活用した生活が、近い未来に福祉の現場や、障がいのある方の日常生活の中に溶け込む日も近くなるかもしれません。

 今後が楽しみです。

 引き続き、生活に役立つツールや、地域に関する情報等を身体障害者部会の中で共有していきたいと思います。


 

 


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