令和4年度 身体障害者部会③
令和4年10月19日(水)に15:30~17:00に安佐南区福祉センターで開催しました。
参加者は12名でした。前回までリモート会議であり、今回は今年度初めての集合会議となりました。
議題1 アプリセーション
議題2 部会員による紙芝居(体験談)
議題3 各事業所から情報提供及びお知らせ等
議題4 その他(会議開催日程等)
議題1については、ピアカウンセリングのご経験がある部会員からアプリセーションの意味について説明がありました。アプリセーションとは「褒めあう時間をもつ」という意味であり、今回は「自分を褒める」というテーマで自己紹介を含めて1分間スピーチを行っています。引き続き、部会開催時にアプリセーションを実施する予定です。
議題2については、身体障がいのある部会員(ご夫婦)から紙芝居の発表を行っていただきました。
タイトルは「帰れ帰れといわれたトト」で、実体験を基に制作されています。 詳しいストーリーはここでは割愛いたしますが、実際に紙芝居をめくり、同時にスクリーンに1枚ずつ画面を映しながら読みすすめていただきました。
その後、今回の制作経緯のご説明がありました。
小学校で同じ紙芝居を実施し、感想文をいただいたというエピソードをお話されています。
日本では地域で障がいのある方と障がいのない方が共生していくという考えは、国際的な流れと相まりしっかりと謳われています。また、教育場面で障がいのある方もない方も同じ環境で学ぶ機会を持つ「インクルーシブ教育」がすすめられていますが、先進国の中でも日本は遅れている現状があるとの説明がありました。教育関係者に限らず、社会全体でじっくりと理解を深める必要があることがわかりました。
最後に、紙芝居の感想と併せて、紙芝居の感想を部会員が一人ずつ述べました。
幼稚園や小学校の頃から交流の機会や学ぶ機会を持つ重要性があること等を共有しました。
議題3については、部会に参加されている自立訓練施設から「オンライン見学会」のご紹介がありました。
今回は、身体障害者部会に所属している部会員から紙芝居を部会の中で披露していただきました。
紙芝居については、他の地域部会での開催を視野に入れていくことになりました。 この地域部会の場が、誰もが自由に参加でき、意見交換の機会として機能していくこと。それ自体が「インクルーシブ」になるということを全体で共有して締めくくりました。
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