令和4年度 相談・運営部会②
令和4年6月30日(木)10:00~12:00 リモート会議(Zoom)で開催しました。
参加者は26名でした。
議題1 災害警戒期間の啓発のお願い
議題2 6月27日の「特定相談事業所説明会」内容の確認等(グループワーク)
議題3 次期報酬改定
議題4 各事業所から情報提供及びお知らせ等
議題5 その他(次回日程等)
議題1については,「災害後の生活支援システム」について,一部変更点(リガーレのFAX番号を082-831-7734に変更)についてお知らせをしています。また,梅雨や台風などの災害に備えて,引き続き各事業所で安否確認等の対策を講じていただきたい旨をお伝えしています。事務局が災害時には区内の各避難所に巡回しています。また,災害時に困りごとがないか,メールで事務局が各事業所に発信をして,各事業所から迅速に返信いただいています。このように,平時の時から各事業所と繋がって情報共有していけたらと思います。 議題2については,先日6月に開催された広島市自立支援課主催の「特定相談支援事業所説明会」について,ご参席いただいたことを前提に,グループに分かれて説明会の内容の確認や質問を出し合いました。 全国的な課題である,セルフプラン(相談支援専門員が作成しないプラン)の率について,広島市では高い率となっています。
相談支援専門員の作成する「サービス等利用計画(以下,計画相談)」の作成率を上げていくにはどうしたらよいか,広島市自立支援協議会相談支援の専門部会で取り組んでいます。今回の説明会では,その作成率を上げるための対策として,あくまで3年間をめどに計画相談の契約人数を調整していくことになりました。全国的には契約人数100人となっていますが,基本的な人数の目標値を70人にする事が広島市で方針が出ており,各事業所で3年間のうちに目標値に近づける取り組みを行っていく予定です。 また,今年度から委託相談支援事業者(委託相談支援事業所,障害者基幹相談支援センター)が適正かどうか,従来は自己評価でしたが,客観的に評価されることになりました。評価をする側として,特定相談支援事業所の他,地域ささえあい課からのアンケートが新たに加わりました。また,広島市自立支援業議会に評価委員設置されることになり,一定の基準が求められることになりました。
質問と回答を部会内で確認することができたため,引き続き,広島市自立支援協議会専門部会で取り上げてもらえるよう,部会から課題を挙げていきたいと考えています。
議題3については,厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部「社会保障審議会障害者部会」についての資料を基に説明をしています。
・報酬改定について(令和3年度報酬改定について現状や課題の審議)
・重層的相談支援体制整備について(わかりやすい相談支援制度の在り方について検討されている。)
・委託・基幹相談支援センターの役割について(役割の整理,理解への普及啓発が課題となっている。)
・基幹相談支援センター設置率について(全国平均50%の設置率が課題となっている。)
・ピアサポーターについて(令和3年度の報酬改定でピアサポートの専門性を評価する加算が設けられた。)
区内の特定相談支援事業所,委託相談支援事業所,障害者基幹相談支援センターで協力しあい,このように部会を通してコミュニケ―ションをとりながら,地域の相談支援体制を整えていけたらと思います。
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