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令和2年度 児童発達支援事業所連絡会③

 令和3年1月29日(金)10:00~12:00 当連絡会では初めてのオンラインで会議を開催いたしました。

 今回の会議では,まずはじめにコロナ禍での各事業所の状況と対応を報告し合いました。

 日頃の感染予防として,各事業所で,健康チェック,マスク,手洗い,うがい,換気,消毒等の基本的な対応策を各事業所で引き続き継続して行っていることを踏まえ,各事業所で今現在起きている現状と工夫している事について共有しました。

 例えば,マスク着用が難しい小さなお子さんの場合には集団ではなく個別対応を行っている。触れたり舐めたりする可能性の高い場所や物への丁寧な消毒の徹底をしている。新型コロナウィルス感染防止に関する助成金で備品の購入ができた。利用者以外にも,保護者や職員にも健康管理としていくつか取り決めをして運営継続できる体制をつくっている。などなど,児童を対象として運営する事業所として参考になることが多くありました。

 休校になった場合の日中の過ごし場所として通所を希望される場合があるが,安全面の確保で,そういったニーズがあるにもかかわらず通所を断らざるを得ない状況がある。また,遠隔支援方法や人員配置基準に関する柔軟な対応が各自治体で異なっている状況がある。など,現状況下での各事業所の困りごとがいくつか挙がりました。

 解決すべき地域課題については,安佐南区地域部会として事務局(リガーレ)が広島市自立支援協議会に問題提起していき,その結果をまた当連絡会にフィードバックしていく方針です。


 後半は,勉強会として,法テラスの弁護士さんから法テラスの概要説明と業務内容を分かりやすく教えていただきました。

 法律相談では,親の問題から派生する様々な家庭問題があることが多く,弁護士による法律問題では解決できにくいため,福祉関係者の協力が必要であるということをお話されました。そのためにも,同様の勉強会を他の部会・連絡会でも順次行っていただくことで,各分野の福祉関係者への周知の機会と協力関係構築の機会の第一歩と考えています(既に,12月の身体障害者部会,1月の知的障害者部会で実施)。最後に,児童発達連絡会の各事業所で何か困ったときには,気軽に法テラスに相談して大丈夫ということを確認し合いました。福祉関係者側としても,顔の見える関係が今回できたことで,法テラスの存在を心強くも身近に感じることができました。

 

 こども部会からの提案で,児童発達支援事業所の事業所紹介(動画)の企画について,当連絡会で承認を得ることができました。

 活動風景が写真ではなく動きのある映像になることで,より内容が伝わりやすくなると期待されます。観る側も伝える側も双方にとって良いものになるように各事業と事務局で協働して創っていけたらと考えています。


 今後も,各事業所が連絡会を通じて情報交換として「ちょっとききたいこと」を気軽に話し合えるように,リモート会議で繋がり続けていきたいと思います。リモート会議が環境面で難しい場合にも,この連絡会の中で何等かの形(メール等の他の方法も活用しながら)を保障することで「連絡会があって良かった」と,横の繋がりの場として引き続き感じてもらえるように運営していきたいと感じました。

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