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令和2年度 身体障害者部会③

 新型コロナウィルス感染拡大に伴い,広島市より地域部会を中止するよう指示を受けたため,12月中旬から地域部会を全てリモートで行うことになりました。早速,リガーレから地域部会全体に向けてご案内したところです。

 令和2年12月23日(水)15:30~16:45に,広島市自立支援協議会安佐南区地域部会(以下,地域部会)で初めてのリモート会議となる第3回身体障害者部会を行いました。  本来であれば,IT環境が整っていない方への配慮として,対面の小会議開催と同時にリモート会議開催を行い,徐々にリモート会議に移行できるように時間をかけて準備をしていく予定でした。しかし,予定よりも少し早めに完全にリモート会議の移行に至りました。事務局としては,これまでと同様に,不参加者にもわかりやすい議事録作成を目指して,後日議事録を全員に配布する予定です。

 身体障害者部会では,初のリモート会議ということもあって,リモート会議上の注意点等を司会者から導入説明をしてから,開始となりました。

 恒例の「アプリセーション」という,自分自身を褒めて自己肯定感を高めるピアカウンセリングで使われる体験を兼ねて,ひとりずつ発言の時間を設けています。今回は,初参加の方もいたため最初に自己紹介をしてから,アプリセーションとして「①自分を褒める,②新型コロナ対応」について語っていただきました。リモート会議という時間の制約上,今まで以上に平等に時間を分かち合うために,1人1分をしっかり計って行いました。アプリセーションは,自身を褒めることに加えて,批判や助言をしない対等な関係を持つことや,自分の時間として有意義な時間をもつことが目的となっています。  初めてのリモート会議となりましたが,対面会議と違って色々な制約がある中でも,お互いの顔を見ることができるため,近況など報告しながらお互いに元気をもらう事や,ジャスチャーなど活用して意見交換をしっかりできることが大事であることを感じました。

 続いて,初参加の法テラスの弁護士さんから,法テラスの概要説明を行っていただき,取組について学ぶことができました。  当事者ダイヤルと支援者専用ダイヤルを設けており,それぞれの回線を別にすることで相談しやすいシステムにされているとの事でした(詳細は,法テラスのホームページをご参照下さい⇒https://www.houterasu.or.jp/)。  法テラスは,国が設立した法律に関するトラブルの総合案内所となっており,法律に関してよくわからなくても気軽に相談してくださいとお話しされました。

 今回地域部会にお越しいただいたことで,顔の見える関係づくりのきっかけになり,法律関係機関がより身近になった気がします。

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