令和４年度 精神障害者部会⑥

　令和５年３月９日（木）15：00～17：00　安佐南区総合福祉センターで開催しました。

　参加者は25名でした。

　今回の部会の参加者は、行政（地域支えあい課の保健師）、精神科病院・心療内科（精神保健福祉士）、訪問看護（看護師）、精神障害者家族会（会員）、区社会福祉協議会、精神障害者対象グループホーム、地域活動支援センターⅢ型、広島障害者就業・生活支援センター、相談支援事業所（区基幹相談支援センター、区障害者相談支援事業所含む）でした。

議題１　３つのグループに分かれてグループワーク

　　　　　・「ネットワークづくり」グループ

　　　　　・「周知・理解促進」グループ

　　　　　・「情報集約」グループ

議題２　全体での共有

議題３　次回の精神障害者部会の日程について

　議題１については、前回に引き続き令和4年度の取り組みの評価や課題の共有を上記の各グループで行いました。令和５年度の計画にもかかわるため、しっかりと話し合うことができたのではないかと思います。

　議題２では、議題１で話し合ったグループの発表を行いました。

　・「ネットワークづくり」グループ

　　今年度の当グループでは、研修を1回企画開催しました。令和４年12月13日（火）に支援者のネットワークづくりを目的に「精神障害にも対応をした地域包括ケアシステム」の仕組みや精神障害者の歴史に関する研修会を行いました。前回の部会と同様に研修実施評価指標を基に研修企画の内容と実施体制について再確認しました。また、令和５年度の取り組みについて資料を基に話合いを行いました。来年度も地域のネットワークづくりをねらいとして「精神障害にも対応をした地域包括ケアシステム」に関する研修会を企画開催する予定です。

　・「周知・理解促進」グループ

　　今年度の当グループでは、「ネットワークづくり」グループと同様に、研修会を1回企画開催しました。令和４年11月16日（水）に地域に精神障害に関する知識の普及啓発を目的に精神障害者の障害特性についての講演会と当事者体験発表の研修会を行いました。前回の部会と同様に研修実施評価指標を基に研修企画の内容と実施体制について再確認しました。周知促進グループは普及啓発という抽象的テーマであるため、研修は実施できたが効果を確認することへの難しさがあがりました。また、各グループの全体共有が課題という意見が出ました。

　・「情報集約」グループ

　　「広島市安佐南区地域部会」安佐南区版で精神障害者にとって役立つ情報のリーフレットをづくりを検討しています。グループメールを活用した情報共有がグループ内で図れており、効率的にリーフレットの中身の検討を行いました。閲覧をする方の障害特性に配慮することや、相談しやすい文言等が話し合われました。今回、3パータンの試作品があり内容を推敲しています。また、特別支援学校等の配布先の検討も行われました。

　今年度の振り返りを行い、来年度以降も有意義な企画を行なって、支援者同士の繋がり（ネットワークづくり）のきっかけづくり　　や、精神障害に関する普及啓発（周知理解促進）、役立つ情報の提供（情報集約）ができればと思います。