令和2年度 精神障害者部会①
令和2年7月9日(木)15:00~16:00 安佐南区福祉センターで今年度初めての精神障害者部会を開催いたしました。
精神障害者部会は,広島市自立支援業議会の中でも一番後にできた部会で,平成30年度から発足しています。
安佐南区の精神保健福祉に携わる関係機関に向けてアンケートを実施しており,昨年度に集約されています。
今年度の部会としては,アンケートを基に地域課題を抽出し,アンケート結果から見えるテーマや分野を可視化したり,掘り下げていく作業を年間計画に挙げていくという方針が決定されました。
また,安佐南区の保健師2名の方から「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム」という国の方針を説明され,今後精神障害者の長期入院を減らす国の施策の流れや市町レベルでの取組としていく必要性を分かりやすく話されました。先述の,アンケートを活用して,地域課題をこの部会を通して,自立支援協議会として市町の取組として反映できるようにしていく,一つの道筋が強化されたように思います。
また,この部会に加えて,同日後半で開催していた「地域活動支援センターⅢ型交流会」との合同開催を今年度から検討し,精神障害者部会で全員一致で賛成となりました。
「地域活動支援センターⅢ型交流会」は,平成25年度から保健師の主催で安佐南区の地域活動支援センターⅢ型の「トライ工房」「ひだまりの家」「安佐病院」「生活支援センターあさみなみ」「太田川学園リガーレ」で集まり,保健・医療・福祉の顔の見える関係構築や勉強会を目的に交流会を行ってきました。
今後は,国の方策を踏まえて,身近な区で,精神保健福祉領域にとって期待の持てる流れになっていく予定です。