令和３年度 就労系事業所連絡会①

　令和３年５月７日（金）16:00～17：00　安佐南区福祉センターで今年度初の就労系事業所連絡会を開催いたしました。

　令和3年度報酬改定の主な改正点について，改正前と改正後で何が具体的に変わったのか，どのように各事業所で対応しているかについてグループに分かれて話し合いをしました。今回26名の参加がありましたが，事前に参加者からご質問を挙げていただきました。

　今回は，就労継続支援事業所A型，B型，生活介護事業所，自立訓練，その他事業所でグループ編成をしています。

　話合いの材料として，各テーブルごとに共通の資料と分野別の資料を配布しています。厚生労働省の「令和３年度障害福祉サービス等報酬改定における主な改定内容」は，カラーの図や表で示されているため比較的要点を確認しやすい資料となっています。もう一つは「障害福祉サービス報酬改定検討チーム　令和３年度障害福祉サービス等報酬改定の概要」を用いました。

　報酬改定は３年毎にありますが，４月から各事業所での対応や，4月分請求業務にで昨年度２～３月の年度実績の出し方に戸惑ったという声があがりました。

　また，「新設された『地域連携加算』や『ピアサポート加算』の事例が知りたい。」，「在宅支援(※新型コロナウィルス感染防止措置として通所せずに在宅での支援に代替するもの）の事例が知りたい。」などの声が各グループから多く挙がっていました。

　今回は各テーブルごとで教え合うことができ，現時点でわからないことを列挙することができたのではないかと思います。また，事業所連絡会代表の方にフォローとして各テーブルを回っていただきました。また，相談支援事業所からの参加があり，問題の共有と連携にも繋がりました。今回挙がった質問については，改めて事務局が各関係機関に確認し，後日回答とすることとしました。

　今回の会議を基に，厚生労働省資料についての正しい解釈ができ，各事業所での適切な運営が可能となります。

　就労系事業所連絡会で話合ったことは，各事業所に持ち帰って，業所内で勉強会してもらうこともできます。

　今後も就労系事業所連絡会を活用していただければと思います。