令和2年度 こども部会②
令和2年度9月15日(火)13:00~14:30 今年度第2回目の部会を安佐南区福祉センター(会議室1,2)で開催いたしました。
同日の午前中は,こども部会が立ち上げた「子育ておしゃべりルーム 茶っと」(⇒当ホームページの「研修&セミナー情報」にご紹介していますので,ご覧ください。)を同じ会場で開催しており,こども部会 部会員(支援者)の持ち回りで,今回はe-子育てセンター(⇒当ホームページの「安佐南区いいとこ探検隊」にご紹介していますので,ご覧ください。)と,リガーレが担当しました。部会としては,新型コロナウィルスの感染防止をしっかり講じて今後も継続して活動すること,2団体の支援者のどちらかが引き続き連続で担当することで,参加者のリピーターへの顔つなぎと内部での引き継ぎをしやすくする体制にすることを話し合いました。
部会では,先日の広島市自立支援協議会についてリガーレより報告をいたしました。
Ⅰ.広島市の「地域生活支援拠点事業(以下,拠点事業)」について
住み慣れた地域で安心して暮らせるよう各区で切れ目なく福祉サービスや体験の機会を提供する拠点事業について,西区と安芸区に加えて今年度は新たに佐伯区と中区の基幹相談支援センターの受託が決定されました。
令和5年度までに全区に拠点事業を基幹相談支援センターが行うことになりますので,水面下ではありますが委託されることを想定しながら,すすめていくことになります。安佐南区拠点事業の協力事業所として了承をいただけたグループホームの情報共有もいたしました。
Ⅱ.障害児の支援利用計画の作成率について
政令都市であるにもかかわらず,広島市は全国的にみても障害者・障害児ともに計画作成率が低い現状が続いています。全ての障害児・者(障害者は「サービス等利用計画)に対する計画作成が100%達成できるようにしていく必要があります。現在の障害福祉の背景として,地域共生社会(包括的な相談支援体制,地域福祉計画の充実)への具体的実現,また来年度に第6期広島市障害福祉計画,第2期障害児福祉計画の策定となることが挙げられます。
広島市自立支援協議会の専門部会で見直をして,広島市(広島市自立支援協議会全体会)にこれらの課題について,提言を行う予定です。
また,地域共生社会の安佐南区での対応に関して,地域支えあい課の保健師より説明がありました。
そして,最後に各事業所での新型コロナウィルスに対する対応の情報交換をしました。
こども部会として,今回の部会では各事業所の工夫などの情報共有をして現状把握をしたところです。次回の11月部会ではこれから第3波が訪れる前にあらゆる想定を踏まえて,地域の児童福祉分野での課題やその対策を議論していく方針です。